私の家族は常時3人(時々娘夫婦が来ると6人)で都内の築33年になる一戸建に住んでいます。新築当初は給湯と暖房を石油ボイラーに頼ってきましたが、維持補修の煩わしさやオイルショック以後の灯油価格高騰などのため、十余年前に電気温水器とエアコンに取替えました。その後、そろそろエコキュートにと思いながらも、長年にわたって大きなトラブルもないので未だそのまま使い続けています。
IHクッキングヒーターは3年ほど前に導入し、以後ガスと無縁の暮らしになりました。IHクッキングヒーターについてはかなり以前 から関心があり、ガス漏れの怖さや地震時の火災の恐れ、外出時の消し忘れの心配などの対策として検討はしていたものの、使い勝手や電気代などに不安がありました。しかし、何度か料理教室での体験を重ねるとともに『電化上手』料金タイプの契約による経済性に納得できて決心することができました。その成果はなによりもこの3年間の実績が裏付けてくれています。
一番の特徴は、温度調節がきめ細かく出来るので揚げ物がとても上手にできること、炒め物などのときにでる油煙が少なくなり換気扇の汚れが減って掃除が楽になったことなどが印象的です。更に、トロ火の設定をうまく使いこなすことで鍋底が焦げ付きやすいシチューやカレーを失敗することなく温めることができるようになりました。それに加え、お湯を沸かす時は設定を「強」にすると目を離す間もなく、たちまち沸騰するその速さは予想を超える驚きでした。そのほか夏の暑い時期はガスに比べ台所の温度が上がらず凌ぎやすいこと、掃除も天面は簡単にきれいになるなど、とても便利に使っています。気をつけなければならないこととして板厚が薄い鍋を強火で使うと、場合によっては底板がゆがむことがあり注意が必要ですが、普段から気をつけていれば対処できることですので問題はありません。
一度IHクッキングヒーターを使い慣れてしまうと、もうガスに戻る気にはなりません。これからIHクッキングヒーターの導入を検討されている方に申し上げたいことは、なにより火を使わず安全なこと、効率がよく経済性が高いこと、災害時でも電気の復旧スピードは早いこと、既設の住宅でも200ボルトの引き込みは、壁面に固定するプラスチック製の配線カバーのようなものを使えば比較的容易に施工できるなどのメリットがあることなどです。
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